現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
単体のrGO NSsはメソポーラス構造と大きな比表面積(570.45m2/g)を有し、NiO/MnO2 NPs(10-40 nm)を凝集なく均一に分散していた。サイクリックボルタンメトリーの結果から、0.1M KOH 溶液を電解質、Ptを対極として165.7 mAh/g の大きな電気容量を有し、2000サイクル後83.2%の容量保持率を示し優れたサイクル性能を示した。これらの結果から、得られたメソポーラスNiO-MnO2@rGO3成分系複合体はスーパーキャパシタとして有用であることがわかった。これらの成果は、既に以下の学術論文に公表することができている。 Homogeneous Reduced Graphene Oxide Supported NiO-MnO2 Ternary Hybrids for Electrode Materials with Improved Capacitive Performance Rajesh Kumar, Ryusei Matsuoa, Kazuki Kishida, Mohamed M. Abdel-Galeila, Yoshiyuki Suda, and Atsunori Matsuda Electrochimica Acta, 303 [20] 246-256 (2019) . 本結果は、スーパーキャパシタの設計指針を示す重要な結果であり、当該研究は、当初計画以上に進展していると判断される。
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