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2019 年度 実績報告書

タウレプトンにおけるレプトンフレーバー破れの探索

研究課題

研究課題/領域番号 18F18324
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

後田 裕  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (10342601)

研究分担者 ZHOU QIDONG  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2018-11-09 – 2021-03-31
キーワード素粒子物理学 / フレーバー物理 / スーパーBファクトリー / データ収集システム / DAQ / 高速データ転送 / PCI express
研究実績の概要

令和元年度は、COPPERのアップグレードモジュール (PCIe40) に、DAQ 制御システムの通信フレームワーク、及びPCI expressにおけるデータ転送メカニズムの開発と実装を行った。また、データ読み出しとDAQシステムを制御するためのソフトウェアドライバーの開発を行った。Belle II実験のTOP、CDC、ARICH、ECL、KLM検出器のフロントエンド電子回路(FEE)、PCIe40と、読み出しPCをつなぎ合わせて、データ収集システムを小規模に再現したテストベンチを構築した。それを用いて、TOPなどのFEEのコンフィグレーションに成功した。そして、一つのbelle2linkを用いた転送の長期試験をし、Belle IIの設計トリガーレート30 kHzで10時間、ビットエラーが生じないことを確認できた。このテストの結果に基いて、Belle IIのDAQシステムのアップグレードに、複数の候補の中からPCIe40を選定した。さらに、PCIe40の性能を全て活用できるように、48本のbelle2linkを一つのPCIe40ボードに実装し、性能評価と最適化を行った。それぞれのbelle2linkの状態などを、COPPERと同じようにモニタリングできるツールの開発も行った。Belle IIのDAQシステムを統合するために、Belle II実験の独自に開発された制御システムのプラットフォームに基いて、ソフトウェアを開発した。7月から始まる次の運転休止期間に、実際にTOP検出器の読み出しサブシステムを置き換える準備ができた。

現在までの達成度 (段落)

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

今後の研究の推進方策

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2019 その他

すべて 国際共同研究 (2件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [国際共同研究] Institue of High Energy Physics(中国)

    • 国名
      中国
    • 外国機関名
      Institue of High Energy Physics
  • [国際共同研究] IJCLab(フランス)

    • 国名
      フランス
    • 外国機関名
      IJCLab
  • [学会発表] Belle II DAQ upgrade - Firmware development at KEK2019

    • 著者名/発表者名
      Qi-Dong Zhou
    • 学会等名
      Belle II Trigger and DAQ Workshop 2019
    • 国際学会

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公開日: 2021-01-27  

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