研究分担者 |
植田 和男 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (90151787)
有賀 健 京都大学, 経済研究所, 教授 (60159506)
市村 英彦 東京大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (50401196)
阿部 修人 一橋大学, 経済研究所, 教授 (30323893)
中嶋 智之 京都大学, 経済研究所, 准教授 (50362405)
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研究概要 |
国際的な研究連携としては,コロンビア大学のDavid Weinsteinを中心としたグループとの間で共同研究を進めたほか,米国の中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)のAndy Levinらの研究者とミクロ価格データを用いた研究について意見交換を行ってきた。また,欧州については,価格データを用いた研究に早期に着手してきた欧州中央銀行(ECB)の研究グループとの交流を進めてきた。研究代表者の渡辺は,全米経済研究所(NBER)主催のコンファランス,国際連合,欧州経済政策研究所(CEPR),FRB,オランダ統計局,コロンビア大学などの主催する会議で本プロジェクトの研究成果を発表した。国内の研究者を対象とした研究会としては,マクロコンファランス,金融政策研究会などを開催した。また,2010年12月には財務総合研究所と共同で「ミクロの価格とマクロの物価」と題するコンファランスを開催した。さらに,物価統計の作成を担当する官庁である総務省統計局と定期的に会合を開き,本プロジェクトの研究成果を政策に活用する可能性などについて意見交換を行ったほか,住宅価格指数の開発に向けて国土交通省と共同研究を推進した。さらに,2011年3月には,消費者の物価予想に関するアンケート調査を行った。本プロジェクトの研究成果は,Scandinavian Journal of Economics,Journal of Monetary Economics,Journal of the Japanese and International Economies,Journal of Economics and Statistics,European Physical Journal Bなどで公刊または公刊予定となっている。
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