研究課題
2020年度はコロナ禍のため当初予定していた対面での研究会や台湾および韓国における文献調査をおこなうことができずに繰越申請をおこなった。しかし、2020年度日本地理学会秋季学術大会において、本科研グループ主催によるシンポジウム「帝国林業,森林,林学―帝国の自然を めぐる科学的まなざし―」を開催し(2020年11月8日、オンライン開催)、メンバー全員が研究発表をおこなった。本シンポジウムの成果は中島弘二「帝国林業,森林,林学―帝国の自然をめぐる科学的まなざし―」として日本地理学会の電子ジャーナル "E-Journal GEO" 16巻1号(2021年3月刊行)に発表した。その他、林業経済学会2021年春季大会において開催されたシンポジウム「近代化と森林管理:知の普及に注目して」(2021年3月24日、オンライン開催)に本科研の成果として竹本太郎と中島弘二の2人をメイン・プレゼンターとして研究発表をおこない、その成果は林業経済学会の機関誌「林業経済研究」67巻1号(2021年3月刊行)に竹本と中島の論文がそれぞれ掲載された。2021年度も引き続きコロナ禍のために海外調査および対面での研究会をおこなうことはできなかったが、その分を国内での文献調査やオンラインでの研究会および学会発表に代えておこなった。第6回東アジア環境史学会において“From Colonial Forestry to Empire Forestry”と題した2つのパネル・セッションを開催し(2021年9月9日)、海外からの研究者2名と本科研のメンバー4名(米家、中山、中島、水野)による研究発表を行った。そのほか、オンラインでの研究会を2021年6月と2022年1月に開催し、本科研の成果公開のための書籍の出版(2022年度中の出版を予定)について、出版社との交渉結果や執筆内容についての検討を行った。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 6件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 4件) 図書 (5件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
地理
巻: 67 ページ: 21-29
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