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2021 年度 研究成果報告書

ロシア・ウクライナ・ベラルーシの交錯――東スラヴ文化圏の領域横断的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H00656
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02040:ヨーロッパ文学関連
研究機関東京外国語大学

研究代表者

沼野 恭子  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (60536142)

研究分担者 鈴木 義一  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (40262125)
福嶋 千穂  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (50735850)
塩川 伸明  東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 名誉教授 (70126077)
前田 和泉  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (70556216)
赤尾 光春  大阪経済法科大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (90411694)
越野 剛  東京大学, 大学院人文社会系研究科(文学部), 助教 (90513242)
巽 由樹子  東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (90643255)
大森 雅子  千葉大学, 大学院人文科学研究院, 准教授 (90749152)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード東スラヴ文化圏 / ロシア文化 / ウクライナ文化 / ベラルーシ文化 / ユダヤ文化 / ロシア東欧史
研究成果の概要

「東スラヴ文化圏」は、ロシア・ウクライナ・ベラルーシ・ユダヤの文化が混在する多言語・多文化地域である。本科研は、この地域の文学・歴史・社会についてジャンル横断的な研究をし、その実相を明らかにしてきた。この地域では、それぞれの文化が、共通点を持ち緊密に連関し合う反面、それぞれの独自性を有してもいる。「東スラヴ文化圏」のそのような実態を解明するために、①文学・文化、②政治、③歴史を専門とする研究者が協力し合った。2020年初頭までは、この地域から研究者や作家らを招待して講演会やシンポジウムを催し、成果を論集にまとめるなど活発に活動していたが、コロナ禍のため、科研期間を延長して研究を続けた。

自由記述の分野

ロシア文学、ロシア文化

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的な意義としては、領域横断的な共同研究を進め、東スラヴ文化圏に関する国際的なネットワークを構築して知的交流をおこなったこと、学術的に評価される著書を出版したり文学作品・芸術作品を翻訳・紹介したことが挙げられる。
社会的意義としては、本科研の期間中に、2020年8月以降ベラルーシで大規模な反政府デモが頻繁に起こり、2022年2月にロシア軍がウクライナに侵攻した際、これらの出来事の背景について理解を深めるためのさまざまな取組みを通して成果を社会に発信できたことだろう。

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公開日: 2023-01-30  

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