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2020 年度 実績報告書

社会主義文化と身体のイメージ:ユーラシアにおける英雄・女性・死者の表象比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 18H00660
研究機関北海道大学

研究代表者

田村 容子  北海道大学, 文学研究院, 准教授 (10434359)

研究分担者 武田 雅哉  北海道大学, 文学研究院, 特任教授 (40216908)
越野 剛  慶應義塾大学, 文学部(日吉), 准教授 (90513242)
坂川 直也  京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 連携研究員 (50849619)
加部 勇一郎  立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (30553044)
妙木 忍  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (30718143)
井上 岳彦  北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特任助教 (60723202)
北澤 直宏  京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (00844630)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード比較文学 / 社会主義文化 / プロパガンダ芸術 / ジェンダー / 図像学
研究実績の概要

本研究は、ユーラシアの社会主義圏における身体の表象について、中国語圏、ロシア、ベトナムを中心に比較し、非西欧圏・社会主義圏におけるナショナル・アイデンティティの生成、接触、変容を図像学の手法を用いて明らかにするものである。平成31・令和元(2019)年度から令和3(2021)年度にかけては、新型コロナウイルスの感染拡大により、当初の計画を一部変更しながら、以下のような研究を実施した。
【令和2(2020)年度】
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外調査を延期とした。研究代表者・分担者は、オンラインで進捗状況を共有しながら、当該年度までの研究成果を公開した。2021年3月20日、オンラインで研究打ち合わせをおこなった。
【令和3(2021)年度】
新型コロナウイルスの感染拡大により、海外調査を中止とした。その代替となる研究活動として、オンラインによる研究会と対面による研究打ち合わせを年3回おこなった。2021年9月11日、12月11日、2022年1月29日、研究代表者・分担者は、研究期間終了後に論集として刊行予定の成果について、最終報告をした。研究会では、研究メンバー以外の参加者も交え、意見交換をおこなった。12月11日には、日本プロレタリア文学の専門家である村田裕和氏(北海道教育大学)と和田崇氏(三重大学)をゲストスピーカーに招聘し、報告と討論をおこなった。また、年度末に、研究代表者・報告者は、本研究の成果を各々の論文にまとめ、論集刊行の準備を整えた。

現在までの達成度 (段落)

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和2年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (13件)

すべて 2022 2021 2020

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 3件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] となりのソ連人―中ソ友好連環画の「家族」たち2021

    • 著者名/発表者名
      田村容子
    • 雑誌名

      連環画研究

      巻: 10 ページ: 34-63

  • [雑誌論文] 中華人民共和国建国後のバレエ・舞劇戯単調査―ソ連のバレエと北京舞蹈学校2021

    • 著者名/発表者名
      田村容子
    • 雑誌名

      饕餮

      巻: 29 ページ: 69-96

  • [雑誌論文] 魏徳聖における日本統治時代のエンタメ化2021

    • 著者名/発表者名
      坂川直也
    • 雑誌名

      ユリイカ

      巻: 53(9) ページ: 254-261

  • [雑誌論文] 中国映画における『白鳥の湖』の受容と変奏2020

    • 著者名/発表者名
      田村容子、越野剛
    • 雑誌名

      饕餮

      巻: 28 ページ: 114-143

  • [学会発表] 現代ベトナムにおける信仰の諸相:党幹部への個人崇拝を通して2022

    • 著者名/発表者名
      北澤直宏
    • 学会等名
      京都大学IPCR共同研究会
  • [学会発表] 映画『太陽の少年』と王朔の小説 『動物凶猛』、『看上去很美』をめぐって2020

    • 著者名/発表者名
      田村容子
    • 学会等名
      東京大学大学院人文社会系研究科・文学部「メディア間翻訳・翻案研究:文学テクストの映像化・舞台化(3)」
    • 招待講演
  • [学会発表] 映画『太陽の少年』と王朔の小説 『動物凶猛』、『看上去很美』をめぐって(2)2020

    • 著者名/発表者名
      田村容子
    • 学会等名
      東京大学大学院人文社会系研究科・文学部「メディア間翻訳・翻案研究:文学テクストの映像化・舞台化(3)」
    • 招待講演
  • [学会発表] 映画『太陽の少年(陽光燦爛的日子)』とソ連の記憶2020

    • 著者名/発表者名
      田村容子
    • 学会等名
      東京外国語大学大学院博士前期課程ダブルディグリープログラム「公共圏における歴史(HIPS)」オンライン・レクチャー「視覚化された革命の記憶」
    • 招待講演
  • [学会発表] バレエのイメージと女性の身体:ソ連映画『1918 年のレーニン』の中国における受容2020

    • 著者名/発表者名
      田村容子, 越野剛
    • 学会等名
      日本ロシア文学会第70回大会ワークショップ「東アジアにおけるソ連の社会主義視覚文化―ジェンダー化された身体と越境するプロパガンダ」
  • [図書] 中国文学をつまみ食い2022

    • 著者名/発表者名
      武田雅哉、加部勇一郎、田村容子
    • 総ページ数
      266
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • ISBN
      9784623092833
  • [図書] 目でみる牧畜世界 21世紀の地球で共生を探る2022

    • 著者名/発表者名
      シンジルト、井上岳彦
    • 総ページ数
      162
    • 出版者
      風響社
    • ISBN
      9784894893108
  • [図書] 東南アジアと「LGBT」の政治2021

    • 著者名/発表者名
      日下渉、青山薫、伊賀司、田村慶子、坂川直也
    • 総ページ数
      392
    • 出版者
      明石書店
    • ISBN
      9784750351643
  • [図書] コンテンツツーリズム2021

    • 著者名/発表者名
      山村高淑、フィリップ・シートン、妙木忍
    • 総ページ数
      410
    • 出版者
      北海道大学出版会
    • ISBN
      9784832968677

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公開日: 2022-12-28  

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