研究課題/領域番号 |
18H00660
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 北海道大学 (2019-2021) 金城学院大学 (2018) |
研究代表者 |
田村 容子 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (10434359)
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研究分担者 |
武田 雅哉 北海道大学, 文学研究院, 特任教授 (40216908)
越野 剛 慶應義塾大学, 文学部(日吉), 准教授 (90513242)
坂川 直也 京都大学, 東南アジア地域研究研究所, 連携研究員 (50849619)
加部 勇一郎 立命館大学, 食マネジメント学部, 准教授 (30553044)
妙木 忍 東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (30718143)
井上 岳彦 北海道大学, スラブ・ユーラシア研究センター, 特任助教 (60723202)
北澤 直宏 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 特任研究員 (00844630)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 比較文学 / 社会主義文化 / プロパガンダ芸術 / ジェンダー / 図像学 |
研究成果の概要 |
本研究は、ユーラシアの社会主義圏における身体の表象について、中国語圏とロシアおよびベトナムを中心に比較し、非西欧圏・社会主義圏におけるナショナル・アイデンティティの生成、接触、変容を、図像学の手法を用いて明らかにするものである。 とくに戦争・革命にまつわるプロパガンダポスター、記念碑や人体模造などの非文字資料について、英雄・女性・死者の身体イメージに焦点をあてて読み解き、各地域における社会主義文化の伝播や歴史的記憶の構築のありようを分析した。
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自由記述の分野 |
中国文学・演劇
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、20世紀のユーラシアにおけるソ連型社会主義の文化的意義について、アジアの視点から位置づけるところにある。各々の地域ではアジアの伝統的な家族観や宗教観と、ソ連型社会主義の制度をいかに結合させ、新たな国民像を形成しようとしたのか。この問いをめぐる研究成果は、研究代表者と研究分担者が各年度に発表した。研究期間終了後、最終的には論集として刊行予定である。
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