• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

北方危機諸言語の形成プロセスの解明に向けたネットワーク強化

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18H00665
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02060:言語学関連
研究機関富山大学

研究代表者

呉人 惠  富山大学, 人文学部, 名誉教授 (90223106)

研究分担者 江畑 冬生  新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (80709874)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード北方危機諸言語 / 環北太平洋域 / 系統と類型 / 日本北方言語学会 / 言語接触 / 形成プロセス / ネットワーク強化
研究成果の概要

本研究では、日本北方言語学会を母体として、環北太平洋地域の先住民諸言語を対象に大きく2つの課題を解決すべく取り組んできた。すなわち、 ① 国際的にも日本が傑出したリーダーシップを発揮してきた北東アジア諸言語研究の一層の発展と国際化を通した、アルタイ諸語と古アジア諸語の相互影響と形成プロセスの解明、② ジェサップ北太平洋探検隊以来、注目が集められてきた北東アジアと北米の先住民諸言語の系統的・類型的相互関係の究明。
2020年以降、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など、現地調査を旨とする本研究にとって障碍となる出来事が続いたが、迅速に代替措置を講じるなどして予定通りの成果をあげることができた。

自由記述の分野

言語学、コリャーク語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義としては、北東アジアと北米を「環北太平洋域」として結びつけ、両者を横断する形で研究交流を図る初の試みの場として、日本北方言語学会を設立し、この地域の先住民諸言語に関するデータを集積したことが挙げられる。
社会的意義としては、論文集『北方言語研究』や資料集『北方言語研究別冊』を刊行し、北海道大学学術成果コレクションHUSCAPにて公開し、研究の国際的認知につなげたことが挙げられる。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi