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2022 年度 実績報告書

日本語教育における多読の環境整備と実践、効果測定についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 18H00677
研究機関佐賀大学

研究代表者

吉川 達  佐賀大学, 国際交流推進センター, 講師 (70599985)

研究分担者 佐々木 良造  静岡大学, 国際連携推進機構, 特任准教授 (50609956)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード日本語教育 / 多読 / 第二言語習得
研究実績の概要

本年度は研究期間最終年度にあたり、主に成果の報告、情報の公開、効果の測定を行うとともに総括を行った。
まず本研究の大きな柱の一つであった「読み物の拡充」については、本年度も前年度から継続して行った。前年度から継続して協力を得ている日本語教師に加え、本研究で行ったセミナー等に参加して興味を持った海外の教師からの作品の提供もあった。また、学習者の「読む→書く→読む」のサイクルにつなげるために、学習者が作成したエッセイを募集し、公開した。成果はウェブサイト「たどくのひろば(https://tadoku.info)で公開しており、年度当初に100作程度であった無料公開読み物は、公開準備中のものを含めて200作近い数となった。
さらに読み物とウェブサイト、これまでのプロジェクトを広く広報するために「たどくのひろば」の冊子を作成し、無料で配付した。当初の計画では日本語教育関係者が多く集まる日本語教育学会の大会で配布する予定であったが、対面開催予定から急遽オンライン開催になったため、配付方法を変更し国内の日本語教育関係者に郵送で送付した。海外については、研究協力者が海外で講演に行った際に持参して配付するなど、可能な範囲で配付している。また、PDF版もウェブサイトに公開している。
成果発信と総括を兼ねて、2022年11月の日本語教育学会秋季大会で行われた「交流ひろば」に出展するとともに、2023年1月には多読に関連するセミナーをオンラインで開催した。どちらも多くの参加があったが、特に後者については国内外から140名の参加申し込みがあった。
新型コロナウィルス感染症の影響で滞っていた効果の検証についても、外国人留学生の日本への渡航が再開され、留学生数が以前のレベルに戻りつつあった2022年度後半において調査を実施した。調査実施が遅れたため、結果の分析については現在行っているところである。

現在までの達成度 (段落)

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2023 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [国際共同研究] University Science Islam Mayaysia(マレーシア)

    • 国名
      マレーシア
    • 外国機関名
      University Science Islam Mayaysia
  • [雑誌論文] プレゼンテーション授業改善のための取り組み ―インプットとしての多読学習材活用の提案―2023

    • 著者名/発表者名
      ウィパーウィー・シースラパーノン, 佐々木良造
    • 雑誌名

      タイ日研究ネットワークThailand研究論集

      巻: 4 ページ: 1-10

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] ウェブ学習材を活かして、多読を促そう!2023

    • 著者名/発表者名
      門倉正美
    • 学会等名
      国際エジプト日本学会基調講演
    • 国際学会 / 招待講演
  • [図書] 『日本で学ぶ理工系 留学生―教育・研究・留学生活』2023

    • 著者名/発表者名
      太田亨・安龍洙・村岡貴子・門倉正美編
    • 総ページ数
      328
    • 出版者
      ココ出版
  • [備考] たどくのひろば

    • URL

      https://tadoku.info

URL: 

公開日: 2023-12-25  

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