研究課題
最終年度である2021年度は、本研究の目的と年度計画に基づき、以下の実績を上げた。1.コロナ禍で延期となっていたスコットランド英語会話モジュールの残りの18会話のスタジオ収録を実施し、編集作業と監修作業を経て、公開した。2.ウェールズ英語会話モジュールの40会話のスクリプトを完成させ、東京外国語大学と神田外語大学にてスタジオ収録を行った。その後、編集作業を経て、これを完成させた。3.2021年9月初めに神田外語大学にてオンラインで開催された「通訳ボランティア育成セミナー」において、研究代表者の矢頭が全国の7外大の学生を対象に、すでに公開している英語モジュールを使って各英語変種の特徴について講義した。4.研究代表者の矢頭と分担者の関屋は、JALTの第47回国際大会において、本科研の4年間の成果について発表した。また、矢頭と関屋は、本科研で開発したインド英語、フィリピン英語、マレーシア英語の三つの英語モジュールと、前科研で開発したシンガポール英語モジュールの計4つの「アジア英語」の英語モジュールに見られる共通の音韻的な特徴について論文を発表した。また、関屋は東京都立桜修館中等教育学校に於いて「自律的英語学習者を育てるための授業のヒント」と題する英語教員対象の招待講演を行った。さらに、矢頭は「中間言語の視点からみるTUFS-KANDA英語モジュール「アジア英語版」の特殊性」と題する招待講演において、開発した4つのアジア英語版の英語モジュールを題材に中間言語という視点から発表した。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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KANDA×TUFS英語モジュール、東京外国語大学言語モジュール英語
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『言語教育研究』
巻: 32 ページ: 71-92
『言語科学研究』
巻: 27 ページ: 79-104