研究課題
本年度は、新型コロナウィルスの感染流行により、計画していた史料調査・撮影がまったく実施できなかった。研究成果公開の一環として、秋田県生涯学習センターの講座「秋田スマートカレッジ」において、成果の一部を一般市民に講演した(講師は、研究代表者金子、研究分担者高橋修・高橋典幸・木下聡)。いっぽうで、予定していた常陸大宮市での講座は2021年度へ延期となった。データベース関係では、学術支援職員1名を雇用し、既撮影の関係史料について、東京大学史料編纂所のHi-CAT Plusデータベースに搭載するための一点目録作成を進め、ほぼ作成を完了した。これらは2021年度中に登録を進める予定である。また、『大日本古文書 上杉家文書之三』の本文フルテキスト入力をおこない、将来的に古文書フルテキストデータベースへ搭載するための環境整備をした。『上杉家文書』はこれで既刊3冊すべての入力を終えた。2019年度から繰り越された旅費は使うことができず、本年度の旅費と合わせて2021年度に繰越を行い、可能なかぎり調査を実施するつもりである。
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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東京大学史料編纂所研究紀要
巻: 31 ページ: 14-41
日本歴史
巻: 880 ページ: 65-67
常総中世史研究
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古文書研究
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