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2022 年度 研究成果報告書

13-15世紀におけるアラビア語文化圏再編の文献学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H00719
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 健太郎  北海道大学, 文学研究院, 教授 (80434372)

研究分担者 谷口 淳一  京都女子大学, 文学部, 教授 (90293844)
近藤 真美  龍谷大学, 文学部, 准教授 (60314168)
伊藤 隆郎  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (60464260)
中町 信孝  甲南大学, 文学部, 教授 (70465384)
五十嵐 大介  早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (20508907)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードアラビア語文化圏 / イブン・ハルドゥーン / ウマリー / ウラマー / 文芸共和国
研究成果の概要

アラビア語を共通語として営まれる知識人活動の空間をアラビア語文化圏として捉え、13世紀以降に再編されたその諸相について検討を加えた。その際、イブン・ハルドゥーン(1406年没)とウマリー(1349年没)という14世紀の二人の知識人についての研究を軸とし、宗教諸学の知識と書記官僚の技能との関連を明らかにするとともに、マシュリク地域とマグリブ地域の二つから構成されるアラビア語文化圏の一体性と多様性について、様々な事例研究を積み重ねることができた。

自由記述の分野

マグリブ・アンダルス史

研究成果の学術的意義や社会的意義

狭義の宗教諸学を中心に理解されることの多かった前近代のアラビア語知識人についてより包括的に論じることができた。また、東アラブ地域(マシュリク)と西アラブ地域(マグリブ)との関係を検討し、アラビア語文化圏が必ずしも一枚岩ではないことを明らかにした。いずれも、茫漠としたイスラーム世界やアラブ世界といった概念だけでは、この地域を理解することができないことを示している。

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公開日: 2024-01-30  

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