研究課題
基盤研究(B)
本研究は,企業法制の「望ましさ」を評価するために使われる基準について探求するものである。企業に関する様々な法令や判例を研究対象として,それらがどのような評価基準によっているのかを記述的に分析し,明らかにしてきた。さらに,企業法がどのような価値を推進すべきかについての規範的な研究も行い,多くの研究業績を公表することができた。
民事法学
本研究は,企業法制はどのような基準によって設計されており,また設計されるべきであるかについて考察したものであり,企業に関する法学・経済学の発展に大きく寄与するとともに,現実の法制度設計にも貢献するものである。また,本研究は,多様な専門領域を持つ法学者と経済学者が協力して実施された研究であり,学際的な研究プロジェクトとして位置づけられ,今後の学際的研究の基盤を形成するものでもある。