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2020 年度 研究成果報告書

第一次世界大戦中・戦後の日中関係と東アジア国際秩序:対華二十一ヵ条要求の波紋

研究課題

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研究課題/領域番号 18H00825
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分06020:国際関係論関連
研究機関京都大学

研究代表者

奈良岡 聰智  京都大学, 公共政策連携研究部, 教授 (90378505)

研究分担者 梶原 克彦  愛媛大学, 法文学部, 教授 (10378515)
久保田 裕次  国士舘大学, 文学部, 講師 (70747477)
川島 真  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (90301861)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード二十一ヵ条要求 / 第一次世界大戦 / 日中関係 / 東アジア国際関係
研究成果の概要

本研究は、第一次世界大戦中から戦後にかけての日中関係と東アジアの国際秩序の変容を、「対華二十一ヵ条要求の波紋」という視点を軸として解明したものである。「日中対立の原点」として知られる同要求については、従来多くの研究が蓄積されてきたが、日中両国内の国内政治・世論の多元性が必ずしも十分に踏まえられず、同要求の及ぼした国際的影響についても、なお検討の余地が残されている。本研究はこれらの克服を目指し、国内外での一次史料の調査に基づいて、実証的・多面的検討を進めた。その成果は、学術論文、一般書、学会発表などの形で既に公表した他、2021年度にも海外学会でのパネル開催、一般書の公刊を予定している。

自由記述の分野

日本政治外交史

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の成果は、主に日本語の学術論文の形で公表した他、海外発信も心がけ、英語や中国語での論文発表、外国大学での講演、海外学会でのパネル開催を行なった。また、『日本政治外交史』『決定版日中戦争』『大正史講義』などの書籍を刊行し、他分野の研究者や一般にも分かりやすい形で研究成果の普及を図った。さらに、「ポール・ラインシュ文書」や第一次世界大戦期の抑留者の手記など新たに発掘した資料を紹介する論文を刊行し、本テーマに関する研究を今後促進するための資料的基盤の強化に努めた。

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公開日: 2022-01-27  

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