研究課題/領域番号 |
18H00855
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
加藤 篤史 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (00286923)
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研究分担者 |
福味 敦 兵庫県立大学, 政策科学研究所, 教授 (20379465)
佐藤 隆広 神戸大学, 社会システムイノベーションセンター, 教授 (60320272)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 経済発展 / 政策形成 / 政治経済学 |
研究実績の概要 |
研究代表者の加藤篤史は経済発展に関わる政策の決定に関する政治経済学的研究を行い、現在その成果を単著として発表する予定で、原稿を執筆中である。ま た、加藤は発展途上国の反腐敗政策に関する英文の論文を共著の本の1章として寄稿した。研究分担者の佐藤隆広は主に労働政策に関する研究成果を上げ、論文と して発表したり、学会・研究会等で発表をしている。研究分担者の福味敦はエネルギー政策を中心に研究を行い、学術雑誌、学会等でその成果を発表している。 福味・加藤の共同研究の成果は、佐藤隆広編著の『経済大国インドの機会と挑戦』(白桃書房)(23年出版予定)にも発表される。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2020年度は新型コロナウィルスが流行しており、インド政府および日本政府の出入国規制によりインドで現地調査を実施することが困難であった。しかし、22年度に繰り越しを行い、22年度の夏以降にはインドに渡航することが可能になり、数回にわたってインドで広範なインタビューを実施することができた。このインタビューによって、それまで気づかなかった貴重な洞察を得ることができ、最終的に体系的な理論的な枠組みの構築に至ることができた。現地調査の実施が遅れたために、本の執筆開始が遅れたが、現在執筆に取り組んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
インドで実施したインタヴューによって得られた洞察を踏まえて、分析枠組みの修正を行い、それによってインド諸州の政策決定に関する事例研究を進める。また、修正された分析枠組みに基づいて、データによる実証研究のために必要な変数を加え、新たな変数を作成し、数量的な分析を進める。
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