研究課題
国内外で学生を集めての対面での実験ができなかったために、実験を実施することができなかった。実験に関しては、日英での実施を計画しており、対面での実施準備を行なってきた。コロナ感染症の蔓延により、実験自体をオンラインで実施すべく準備を進めてきたが、さまざまな制約により実施することができず、実験による研究を進めることができなかった。しかしながら、リスクと人間の選択に関しては、投資行動や職業選択などに関して研究を進めてきた。投資行動に関しては、外国為替市場において、他の市場におけるリスクの状況が当該市場における指値注文のキャンセル行動に有意に影響を与えることが実証的に検証することができた。また、職業選択に関しては、リスク回避的な被験者は保守的な選択をする、すなわち就職場所に関してリスク回避的な被験者は出身地、あるいは大学が存在する地域での就職を好む傾向が明らかとなった。リスク愛好的な被験者は、東京などの大都市における就職を好む傾向が明らかとなった。以上から、リスク態度がさまざまな選択問題に有意に影響を与える可能性が実証的に示された。
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件)
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