研究課題/領域番号 |
18H00892
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
坂爪 洋美 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (10329021)
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研究分担者 |
島貫 智行 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (40454251)
松浦 民恵 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (60570778)
武石 惠美子 法政大学, キャリアデザイン学部, 教授 (70361631)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ダイバーシティ / 管理職の行動 / 性別 |
研究実績の概要 |
2020年度の研究実績は大きく分けて2点である。まず、2019年度に実施したドイツ・スイスに本社を置くグローバル企業に対するインタビュー調査の分析と分析結果についての学会等での報告である。 インタビュー結果に基づいて、ダイバーシティ・マネジメントの先進企業における取組みならびに管理職のマネジメントについての特徴を明らかにした上で、日本企業に対する示唆を学会報告等で報告した。分析からは、管理職の部下に対するインクルーシブ・リーダーシップならびにより強固なグループをまとめるリーダーシップの発揮と、管理職が有する裁量権がリーダーシップの発揮に対する影響が明らかになった。 もう1つが、日本企業に勤務する管理職ならびに役職のつかない正規雇用者を対象とするオンライン調査である。これらの調査は、管理職を含む従業員レベルへのダイバーシティ・マネジメントの浸透とその効果を明らかにすることを目的とする。管理職調査では、企業のダイバーシティ・マネジメントを含む人事制度が、管理職による多様な部下のマネジメントに必要なリーダーシップ行動の発揮に対して与える影響を検討した。一方、従業員調査では、管理職を含む企業のダイバーシティ・マネジメントが従業員の認知や行動に与える影響を検討した。 調査はコモンメソッドバイアスを考慮して、2回に分けて実施し、管理職調査は700名、従業員調査は2000名のサンプルを確保した。今後分析を行う予定である。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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