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2023 年度 研究成果報告書

水産養殖事業のグローバルビジネスの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18H00897
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関新潟国際情報大学

研究代表者

内田 亨  新潟国際情報大学, 経営情報学部, 教授 (50453460)

研究分担者 高井 透  日本大学, 商学部, 教授 (60255247)
寺本 義也  ハリウッド大学院大学, ハリウッド大学院大学(ビューティビジネス研究科), 教授(移行) (30062178)
平松 庸一  日本大学, 商学部, 教授 (90432088)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードグローバルモデル / 水産養殖事業 / サプライチェーン / イノベーション / 陸上養殖 / サケ・サーモン
研究成果の概要

本研究では、まず、チリにおける日本企業のサケ・マス養殖事業について、その歴史、現地での生産活動、そして地域社会への貢献を明らかにした。次に、サプライチェーンにおける飼料会社の重要性と、その原材料確保の困難性を論じ、持続可能な飼料の開発が求められていることを示した。さらに、循環型養殖システムなどのイノベーションが新規事業創出に与える影響を、陸上養殖の事例を通じて分析した。また、中国大連地域の養殖事業について、その生産状況や輸出市場への取り組みを紹介した。最後に、岩手県大槌町におけるサーモン養殖事業を事例に、地域産業振興とアクターの役割を解説し、ローカルな事業化の成功要因を探った。

自由記述の分野

経営学

研究成果の学術的意義や社会的意義

①チリにおける日本企業のサケ・マス養殖事業は、養殖業の歴史的背景と日本企業の進出理由を解明し、グローバル展開モデルを構築した。②水産養殖のサプライチェーン研究は、経営学における新たなパラダイムシフトを提起し、持続可能な飼料開発課題を浮き彫りにした。③陸上養殖事業のイノベーション研究は、循環型システムのイノベーションが新事業創出に与える影響を多角的に分析し新たな理論枠組みを提示した。④大連地域の養殖事業の現状は、地域特性と生産構造を詳細に把握し、輸出市場の動向を分析した。⑤岩手大槌サーモンの研究は、ローカル産業における新規事業創出と産官学連携の役割を示し、地域経済活性化への新たな視点を提供した。

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公開日: 2025-01-30  

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