• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

宗教の国際的共通性-多様性の解明と社会への影響

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18H00927
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

川端 亮  大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (00214677)

研究分担者 立田 由紀恵  多摩大学, グローバルスタディーズ学部, その他 (10619745)
松野 智章  大正大学, 文学部, 非常勤講師 (20723662)
渡邉 光一  関東学院大学, 経営学部, 教授 (30329205)
秋庭 裕  大阪府立大学, 人間社会システム科学研究科, 教授 (40222533)
弓山 達也  東京工業大学, リベラルアーツ研究教育院, 教授 (40311998)
櫻井 義秀  北海道大学, 文学研究院, 教授 (50196135)
宮嶋 俊一  北海道大学, 文学研究院, 准教授 (80645896)
真鍋 一史  統計数理研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 客員教授 (90098385)
長谷川・間瀬 恵美  桜美林大学, リベラルアーツ学群, 准教授 (90614115)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード宗教性 / 国際比較 / 測定 / 社会意識
研究成果の概要

アメリカ、イタリア、ロシア、トルコ、インド、タイ、台湾などとともに日本も一次元の共通宗教性が抽出できる。共通宗教性は祈り、瞑想、神秘体験に影響し、幸福感、利他性、文化活動などに影響する。日本においても宗教性はこれらの項目と関連する。
共通宗教性は、調査した日本、アメリカ、トルコにおいては、コロナの影響の前後であまり変化がなかった。このことは、宗教性は時代の変化にあまり影響されないことを示している可能性がある。

自由記述の分野

宗教社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、日本を含めて世界の宗教を正しく測る尺度として、世界共通の宗教性尺度を作り、その尺度で測定された宗教性が人々の社会生活や意識に与える影響を明らかにした。それによってキリスト教と同じく、日本においても宗教が人々の生活にプラスに働いていることを学術的に明らかにした。日本の宗教はキリスト教などとは違い、独特であり、宗教に騙されるなどという悪いイメージを持つ一般の日本人にとって、宗教のプラスの側面を明らかにした本研究は社会的にも意義がある。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi