• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

児童の代替的ケアをめぐる国際比較研究-日本、韓国、イギリス、ドイツを中心に

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18H00950
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関福岡県立大学

研究代表者

細井 勇  福岡県立大学, 人間社会学部, 特任教授 (70190204)

研究分担者 森 茂起  甲南大学, 文学部, 教授 (00174368)
伊藤 篤  甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (20223133)
三上 邦彦  岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (20381311)
杉野 寿子  福岡県立大学, 人間社会学部, 教授 (30412373)
稲葉 美由紀  九州大学, 基幹教育院, 教授 (40326476)
阪野 学  四條畷学園短期大学, その他部局等, 教授(移行) (50773636)
鬼塚 香  福岡県立大学, 人間社会学部, 講師 (60735992)
西澤 哲  山梨県立大学, 人間福祉学部, 教授 (90277658)
三原 博光  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 教授 (10239337)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード児童福祉 / 国際比較 / ソーシャルペダゴジー / 社会的養護 / 代替的ケア
研究成果の概要

主な研究成果は以下の通りである。①イギリスへの調査研究を通じて、とくにスコットランドにおけるソーシャルペタゴジー導入の現状についての知見を、研修機関CELCISを通じて得たこと、②イギリスを代表するソーシャルペダゴジーの研究者マーク・スミス教授を招聘しての研究集会を開催し、報告書を刊行できたこと、③デンマークのソーシャルペダゴーグ養成教育について、デンマークのペタゴーによる講演会の実施等を通じて知見を得たこと、④ソーシャルペダゴジーに関する研究成果を各種学会、各種研修会で発表でき、論文ないし論集・報告書に結実できた。
ここから今後日本の代替的ケアの改革の方向性を確認することができた。

自由記述の分野

児童福祉やキリスト教社会事業史研究、現在ではソーシャルペダゴジー研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本共同研究は、ソーシャルペダゴジーの哲学、理論、実践概念、専門職養成教育、さらに他国への導入の実際的方法等について海外調査や国際交流を通じて知見を深めることができた。
現在、日本の脱施設化と家庭化は目指す児童福祉改革は英米モデルの改革であろう。それは代替的児童ケアの担い手にしかるべき改革の方向性や哲学を示すものとなっていない。理論と実践をつなぐソーシャルペダゴジーに注目した本共同研究は、学術的な意味で開拓的な意義があると同時に、代替的児童ケアの改革の方向性に一つの指針を与えるという社会的意義があろう。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi