研究課題/領域番号 |
18H00968
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
三田 彰 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60327674)
|
研究分担者 |
高橋 正樹 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (10398638)
渡邊 朗子 東洋大学, 情報連携学部, 教授 (80286632)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
キーワード | 健康寿命 / ロボット / 居住空間 / 介護 |
研究実績の概要 |
研究期間全体の計画を踏まえ、本年度は次のような研究を実施した。1.関連研究の調査(担当:三田、渡邊、高橋):健康寿命を延ばす住空間を構成するためのロボットおよびスマートハウスに関する研究を調査した。2.ロボットの設計・製作(担当:高橋、三田):コンパクトで住空間を自由自在に移動し、位置情報を的確に獲得できるロボットを設計・製作した。3.シンプルなロボット動作提案(担当:三田、高橋):住空間の特性を踏まえたロボットの動作方法について検討し、新たなアルゴリズムを提案・評価した。4.ロボットサイズ・位置の検討(担当:三田):住空間にいて邪魔にならず、かつ必要な機能を発揮できるロボットのサイズおよびロボットの滞在場所について検討・評価を行った。5.健康寿命を延ばす要因についての調査(担当:三田、伊香賀(研究協力者)):ロボットが獲得する情報を元に健康寿命を延ばすことに寄与する要因を調査した。6.身体・認知機能把握手法の検討(担当:三田、高橋):居住者の身体機能および認知機能の把握手法についての提案・評価を行った。7.生活改善への支援(担当:渡邊):生活改善に向けた運動の仕方等の提示方法について検討した。特に高齢者の活動を支援する空間知能化の実現に向けて、インテリジェント・インフィルの開発とその実用性への検証を行った。8.温熱・照明制御によるリスク低減(三田、伊香賀(研究協力者)):家庭内事故や疾病の低減につながる温熱・照明制御手法についての研究を推進した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
特に大きな障害はなく順調に進捗している。
|
今後の研究の推進方策 |
研究期間全体の計画を踏まえ、本年度は次のような研究を実施する。1.関連研究の調査(担当:三田、渡邊、高橋):健康寿命を延ばす住空間を構成するためのロボットおよびその運用計画方法に関する研究を調査する。2.ロボットサイズ・位置の検討(担当:三田、高橋):住空間にいて邪魔にならず、かつ必要な機能を発揮できるロボットのサイズおよびロボットの滞在場所および移動方法について検討・評価を行う。3.健康寿命を延ばす要因調査(担当:三田、伊香賀(研究協力者)):ロボットが獲得する情報を元に健康寿命を延ばすことに寄与する要因を調査する。4.身体・認知機能把握手法の検討(担当:三田、高橋):居住者の身体機能および認知機能の把握手法についての提案・評価を行う。5.生活改善への支援(担当:渡邊、三田):生活改善に向けた運動の仕方等の提示方法について検討する。6.温熱・照明制御によるリスク低減(三田、伊香賀(研究協力者)):家庭内事故や疾病の低減につながる温熱・照明制御手法についての研究を継続する。7.ロボット共生住空間提案・実験(三田、渡邊、高橋、伊香賀(研究協力者)):単身あるいは二人住まいの生活を支援するロボット共生住空間を提案・評価を行う。
|