• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実績報告書

パフォーマンス評価を活かしたカリキュラム・マネジメントの改善方略の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18H00976
研究機関京都大学

研究代表者

西岡 加名恵  京都大学, 教育学研究科, 教授 (20322266)

研究分担者 石井 英真  京都大学, 教育学研究科, 准教授 (10452327)
鋒山 泰弘  追手門学院大学, 心理学部, 教授 (30209217)
赤沢 真世  佛教大学, 教育学部, 准教授 (60508430)
八田 幸恵  大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60513299)
中池 竜一  愛知教育大学, 教職キャリアセンター, 准教授 (00378499)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードカリキュラム・マネジメント / カリキュラム / パフォーマンス評価 / ポートフォリオ / パフォーマンス課題 / ルーブリック / 教科教育 / 探究的な学習
研究実績の概要

本研究は、各学校の教育改善を推進するために、パフォーマンス評価を活かしたカリキュラムとカリキュラム・マネジメントの改善方略を開発することを目的とするものである。2022年度は、主として下記の活動に取り組んだ。
(A) 先行研究・先進事例の調査: 諸外国と日本における、パフォーマンス評価、カリキュラム、カリキュラム・マネジメント、教員研修等に関する先行研究と先進事例について調査した。2022年度は、特に米国の動向について文献調査を行った。また、学校におけるICT活用、教育と福祉との連携など、学校がカリキュラム・マネジメントを進める際に直面する課題に関連する先行研究・先進事例の調査を行った。
(B)研究協力校・協力教育委員会との共同研究開発: 学校単位でパフォーマンス評価を活かしたカリキュラム改善を進めることに同意をくださっている研究協力校や教育委員会において、引き続き共同研究開発を進め、そのプロセスを分析することによって、カリキュラム・マネジメントの改善方略についての知見を得た。今年度は、京都市立高倉小学校、京都市立凌風小・中学校とはパフォーマンス課題の開発と活用、京都市立堀川高等学校、兵庫県立尼崎小田高等学校とは「探究的な学習」、大阪市立田島南小学校とは国語・算数の指導改善に関して共同研究を進めた。
(C)2022年度は、社会経済的な背景に起因する様々な困難に直面しつつも高い教育効果をあげてきた大阪市立生野南小学校(2022年4月に大阪市立田島南小中一貫校に統合)について集中的に調査し、当校の「『生きる』教育」と国語科教育について著書にまとめ、刊行した。
(D)教員研修の提供と、実践データの収集・分析: 以上の成果を活かしつつ、学校・教育委員会等で教員研修を提供し、学校におけるカリキュラム・マネジメントの改善に資する知見について検証するとともに、成果をまとめる作業を進めた。

現在までの達成度 (段落)

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和4年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (24件)

すべて 2023 2022 その他

すべて 雑誌論文 (6件) (うちオープンアクセス 2件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 2件) 図書 (6件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 実践力を育成するパフォーマンス評価2022

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵
    • 雑誌名

      医学教育

      巻: 第53巻第3号 ページ: 249-254

    • DOI

      10.11307/mededjapan.53.3_249

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 「目標と評価の一体化」と授業をつなぐことの意味2022

    • 著者名/発表者名
      石井英真
    • 雑誌名

      教育展望

      巻: 2022年7・8月合併号(通巻744号) ページ: 11-17

  • [雑誌論文] 学習者主語による指導と評価と学校改革 第二回 新学習指導要領が目指す学力と考える力を育てる評価2022

    • 著者名/発表者名
      石井英真
    • 雑誌名

      FORWARD

      巻: No.74 ページ: 20-23

  • [雑誌論文] 学習者主語による指導と評価と学校改革 第三回 学びの主体性の見守り方と育て方2022

    • 著者名/発表者名
      石井英真
    • 雑誌名

      FORWARD

      巻: No.75 ページ: 20-23

  • [雑誌論文] 小学校における英語×理科の取り組み――小学校外国語科の学びの視点から2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世・福岡亮治(赤沢真世)
    • 雑誌名

      佛教大学教育学部学会紀要

      巻: 第22号 ページ: 1-14

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 学習意欲を高める外国語科の授業づくり2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世
    • 雑誌名

      教育展望

      巻: 2022年6月号(第68巻第5号) ページ: 37-42

  • [学会発表] 科学教育におけるパフォーマンス評価――「探究的な学習」に焦点を合わせて2022

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵
    • 学会等名
      日本科学教育学会第46回年会 シンポジウム「科学教育における評価の改善」
    • 招待講演
  • [学会発表] 研究者養成大学でカリキュラムを専門とする研究者を育てる:京都大学・教育方法学研究室の場合2022

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵
    • 学会等名
      日本カリキュラム学会第33回大会 課題研究3「カリキュラム研究・開発の専門性を育むカリキュラム――大学院と現場の育成論」
  • [学会発表] カリキュラム・マネジメント2022

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵
    • 学会等名
      独立行政法人教職員支援機構(NITS)令和4年度教職員等中央研修 第4回 副校長・教頭等研修 講義・演習
    • 招待講演
  • [学会発表] 到達度評価研究・実践の歴史から観点別評価の課題を考える2022

    • 著者名/発表者名
      鋒山泰弘
    • 学会等名
      教育目標・評価学会第33回大会 課題研究Ⅰ「観点別評価の原理的検討」
  • [学会発表] 台湾におけるCLILで育てたい児童の姿ー―生活科におけるCLIL教材分析から2022

    • 著者名/発表者名
      古川環・赤沢真世
    • 学会等名
      日本児童英語教育学会第42回全国大会(オンライン)
  • [学会発表] 個に応じた読みの指導につながる評価のあり方――Miscue Analysisの再評価2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世
    • 学会等名
      日本児童英語教育学会教材・指導法2022年度第3回研究会(オンライン)
  • [学会発表] 小学校外国語における目標と評価の一体化2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世
    • 学会等名
      小学校外国語授業づくり研究会 10月プレミアムセミナーⅡ(オンライン)
  • [学会発表] 小学校外国語科における子どもと共創する学びと評価~評価基準の共創と, 指導者と子どもの協働的相互評価活動を通して~2022

    • 著者名/発表者名
      奥平明香・赤沢真世
    • 学会等名
      日本児童英語教育学会第42回秋季大会(オンライン)
  • [学会発表] 小学校外国語における「目標」と評価の一体化――思考・判断・表現の観点を中心に2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世
    • 学会等名
      日本児童英語教育学会第42回秋季大会(オンライン)
  • [学会発表] フィンランドにおける外国語(英語)学習の特徴――多様な言語実態に即した指導の工夫2022

    • 著者名/発表者名
      赤沢真世
    • 学会等名
      日本教育実践学会第 25 回研究大会 シンポジウム「フィンランドの教育実践ーー日本との比較から」(佛教大学)
  • [学会発表] 国語の学力構造と観点別評価2022

    • 著者名/発表者名
      八田幸恵
    • 学会等名
      教育目標・評価学会第33回大会 課題研究Ⅰ「観点別評価の原理的検討」
  • [図書] 高等学校「探究的な学習」の評価2023

    • 著者名/発表者名
      西岡加名恵・大貫守 編著(西岡加名恵)
    • 総ページ数
      204
    • 出版者
      学事出版
    • ISBN
      978-4761929268
  • [図書] 心を育てる国語科教育――スモールステップで育てる「ことばの力」(生野南小学校教育実践シリーズ第2巻)2023

    • 著者名/発表者名
      田村泰宏・西岡加名恵 編/小野太恵子・木村幹彦 著(西岡加名恵)
    • 総ページ数
      152
    • 出版者
      日本標準
    • ISBN
      978-4820807278
  • [図書] 評価から考える子ども自らが伸びる学び(教育実践ライブラリVol.5)2023

    • 著者名/発表者名
      ぎょうせい 編(石井英真)
    • 総ページ数
      120
    • 出版者
      ぎょうせい
    • ISBN
      978-4324111338
  • [図書] 時代を拓いた教師たちⅢ――実践記録で紡ぐ戦前教育実践への扉2023

    • 著者名/発表者名
      川地亜弥子・田中耕治 著(赤沢真世・八田幸恵・石井英真・西岡加名恵)
    • 総ページ数
      248
    • 出版者
      日本標準
    • ISBN
      978-4820807360
  • [図書] 「『生きる』教育」――自己肯定感を育み、自分と相手を大切にする方法を学ぶ(生野南小学校教育実践シリーズ第1巻)2022

    • 著者名/発表者名
      西澤哲・西岡加名恵 監修/小野太恵子・木村幹彦・塩見貴志 編/才村眞理・竹内和雄・橋本和明・大阪市立生野南小学校・田島中学校 著(西岡加名恵)
    • 総ページ数
      184
    • 出版者
      日本標準
    • ISBN
      978-4820807261
  • [図書] スタディスキルズ 教育実習2022

    • 著者名/発表者名
      後藤さゆり・平岡さつき・藤井佳代 編著(鋒山泰弘)
    • 総ページ数
      104
    • 出版者
      実教出版
    • ISBN
      978-4407355932
  • [備考] 連続研究会「『生きる』教育」の開催報告

    • URL

      https://www.educ.kyoto-u.ac.jp/news/post-11906/

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi