研究課題/領域番号 |
18H01088
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松本 和紀 東北大学, 医学系研究科, 准教授 (40301056)
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研究分担者 |
鈴木 道雄 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 教授 (40236013)
桂 雅宏 東北大学, 大学病院, 助教 (50535151)
橋本 玲子 金沢医科大学, 医学部, 助教 (60623098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 認知行動療法 / 統合失調症 / 精神病 / リカバリー / 心理療法 |
研究実績の概要 |
本年度は、精神病の認知行動療法を最新のモデルで実施するための治療プロトコールとしてのマニュアルの作成の準備と資料・情報収集、CBTを提供する専門家育成の教育のための教材づくりを行った。具体的には下記を行った。 1)精神病の認知行動療法(CBTp)のマニュアル作成に向けて、Anthony MorrisonによるA manualised treatment protocol to guide delivery of evidence-based cognitive therapy for people with distressing psychosis: learning from clinical trials(2017)を日本語に翻訳した。 2)精神病の認知行動療法(CBTp)を実施するセラピストを育成するために、教材として、マンチェスター大学とGreater Manchester West Mental Health Foundation TrustにおけるPsychosis Research Unitが作成した、CBTpのトレーニングビデオ(Phase 1 Assessment & Engagement Phase(6 videos)、Phase 2 Change Strategy Phase (13 videos)、 CBT: Phase 3 Longitudinal Phase (5 videos), Phase 4 Consolidation Phase(1 video))の日本語訳を作成した。 3)施設内において、CBTpを予備的に実施し、また過去に実施した事例についての振り返りを行い、CBTpマニュアル作成に必要な情報収集を行った。 4)日本の現状にあったCBTpのマニュアルを作成するために必要な情報収集や資料収集を行った。リカバリー、トラウマ、早期介入の課題に焦点を当てることを重視し、既存の文献や書籍を参考にしたり、国内外の学会に出席するなどしてマニュアル作成や研究に必要な情報収集を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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