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2022 年度 研究成果報告書

超高速非平衡現象の電子論

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01148
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
研究機関東京大学

研究代表者

石田 行章  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 特任講師 (30442924)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード時間分解光電子分光 / トポロジカル絶縁体 / 光起電力 / 非占有側バンド分散 / キャリアダイナミクス
研究成果の概要

2台の時間分解ARPES装置を用いた精密測定を通して、固体物質やその表層に生じる非平衡現象を電子論的に研究した。具体的には以下のテーマを進めた。①ARPESでは見ることのできない非占有側のバンド分散を直接観測できるという原理を利用して物質のトポロジカル相の分類をすすめた。②固体表層数ナノメートル域の光現象を観測できるという特徴を生かして、トポロジカル絶縁体表面に現れる光起電力、反転転分布、ナノ秒に迫る励起の持続を利用した新機能を追究し、THz域の光機能創成および光エレクトロニクスに資する研究を展開した。③非平衡ダイナミクスの理解や法則の確立を目指して、キャリアダイナミクスの高精度測定を行った。

自由記述の分野

超高速電子ダイナミクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究により固体物質における非平衡現象の理解が進み、トポロジカル相の分類が進展し、光エレクトロニクスのための新しい機能が探求され、キャリアダイナミクスの高精度測定が確立された。これらの知見は材料科学や凝縮物理学などの分野に影響を与え、先端技術の開発に寄与する可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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