研究課題/領域番号 |
18H01303
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分17040:固体地球科学関連
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
沖野 郷子 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30313191)
|
研究分担者 |
町田 嗣樹 千葉工業大学, 次世代海洋資源研究センター, 上席研究員 (40444062)
中村 謙太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40512083)
森下 知晃 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (80334746)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
キーワード | 海洋リソスフィア / 海洋地殻 / 中央海嶺 / 背弧拡大 / マントル / トランスフォーム断層 |
研究成果の概要 |
中央海嶺や背弧拡大系において,海洋地殻生産プロセスに数百万年スケールの時間変動が存在するのか,あるとすればその要因は何かを明らかにするため,海嶺軸から連続的に過去にさかのぼる測線で地球物理観測と岩石採取を行った.中央インド洋海嶺,南大洋において,地殻の厚さが300-500万年スケールで変動すること,背弧拡大系の終焉においては拡大速度の減少,メルト供給量の減少が起こること,マントル不均質が同様の空間スケールで存在することが明らかになった.
|
自由記述の分野 |
地球物理学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海洋地殻は地球表層の7割を占める構造であり,中央海嶺や背弧のシステムの包括的な理解はプレートテクトニクスや地球のダイナミクス,さらに地球の進化において重要である.本研究では,これまで場所による多様性(空間変化)を中心に研究が進んできた中央海嶺研究に,時間変化という視点を入れた点で当該分野に貢献している.
|