研究課題
航海で得られたコア試料の分析・解析を完了させた.得られた結果をほかの乗船研究者とともに検討を行い,特に,熱構造推定に影響を与える表層堆積過程について検討を行った.その結果,海嶺軸の海側,正断層で隆起した地点では,正断層による隆起後にタービダイト堆積が停止したという,昨年度の仮説がおおむね支持された.海嶺軸の沈み込みの影響を評価する上で,大変貴重な情報が得られた.航海の成果を,ヨーロッパ地球物理連合大会(EGU),日本惑星地球科学連合(JpGU)・米国地球物理学連合(AGU)の合同大会で発表した.論文1編を投稿,1編を準備中である.
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 3件)
Science
巻: 370 ページ: 1230-1234
10.1126/science.abd7934
Earth, Planets and Space
巻: 72 ページ: 1-14
10.1186/s40623-020-01204-3