研究課題
基盤研究(B)
11個のリンクから構成される脚機構を提案し開発した.2つの入力をもちその入力は無限回転できる特長を持つ.また,足先軌道はこの2つの入力の位相差で調整することができる.開発したロボットの全長は1.0 mで,質量は電池を含めて17.9 kgである.一脚は3自由度あり,内2自由度が提案機構で,残り1自由度はロール方向の回転軸である.全体では自由度は12である.また,速度1.0 m/sの歩行を実現した.
ロボティクス
巡回点検・検査,物流,介護・福祉,セキュリティ,清掃,サービス,農業分野に渡るまでロボットの活躍が期待されている.一方,これらの分野では,人間と同程度にロボットも移動できることが求められる.これらの要求に対し解決する方法の一つとして4足歩行ロボットの実現が考えられる.本研究では,この4足歩行ロボットの新たな動力駆動系を提案し,実機を開発し検証した.