| 研究課題/領域番号 |
18H01663
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| 研究機関 | 一般財団法人日本自動車研究所 |
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研究代表者 |
内田 信行 一般財団法人日本自動車研究所, 安全研究部, 研究員 (40426250)
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| 研究分担者 |
永井 正夫 一般財団法人日本自動車研究所, その他部局等, その他 (10111634)
毛利 宏 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50585552)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| キーワード | 運転支援 / 交通事故防止 / ヒューマンエラー / 予防安全 |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は，重大事故に占める割合が高い交差点事故の発生メカニズムを明らかにすると共に，事故発生パターンに応じた適切な運転支援方法を実走行シミュレータによって実証的に見いだすことである．具体的には，特に市街地交差点での交通弱者(歩行者・自転車) との交通事故発生要因を分析し，安全不確認などのヒューマンエラーが発生しやすいシナリオ・交通環境条件を明らかにする．更に，テストコースにおいて典型的な交差点事故シナリオを再現し，高度な運転支援機能の有効性と受容性に関する実証実験を行う．以上より，交差点での事故を防ぐために必要な将来の運転支援/自動運転に関する知見を得るものである.
本年度は無信号交差点での車両対自転車事故の防止対策についての検討をおこなった．具体的には，ニアミスデータ分析結果をもとに，交差点直進時に横断（出会い頭）自転車と遭遇する場面をJARI-ARVで再現し，事故発生要因と対策について検討した．横断自転車への対応遅れによる事故の発生要因として，運転者の注意を分散する対象物となる先行車の存在が考えられたことから，先行車の有無による衝突リスクへの影響を調べた．その結果，先行車がいない場合には対自転車衝突率は25%であったのに対して，先行車がいる場合には73%まで衝突率が高まることがわかった．一方，そのような交通状況で警報を提示した場合には，横断自転車への回避パフォーマンスが高まり，50%以上の衝突率減少という高い予防安全効果が期待できることがわかった．これは潜在リスクに対する運転者の構えが形成された事によると考えられ．今後，運転者の構えが形成されにくい交通状況を類型化することで，より効果的な注意喚起情報の提供方法が明らかになると期待される．
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| 現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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| 今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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