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2020 年度 研究成果報告書

生体の機械・偏光・血流特性の同時計測を可能とする光コヒーレンス顕微鏡の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01893
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分30020:光工学および光量子科学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

安野 嘉晃  筑波大学, 医学医療系, 教授 (10344871)

研究分担者 三浦 雅博  東京医科大学, 医学部, 教授 (60199958)
大鹿 哲郎  筑波大学, 医学医療系, 教授 (90194133)
上野 勇太  筑波大学, 医学医療系, 講師 (90759317)
巻田 修一  筑波大学, 医学医療系, 准教授 (50533345)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード光コヒーレンストモグラフィー / 腫瘍 / 顕微鏡 / ラベルフリー / 非侵襲イメージング
研究成果の概要

生体の光学特性、機械特性、組織内ダイナミクスを断層可視化するようなマルチコントラスト光コヒーレンス顕微鏡(MC-OCM)を開発した。この装置により、従来のOCMでは計測できなかったような ex vivo 動物組織の組織層構造、機械特性の断層内での分布の可視化に成功した。さらに、ヒト乳がん細胞スフェロイドの組織内ダイナミクスを可視化することにより、様々な濃度の抗がん剤に対する細胞スフェロイドの薬剤反応の可視化に成功した。

自由記述の分野

生体光学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題により、非侵襲・ラベルフリーな三次元顕微鏡技術が確立された。近年の細胞培養技術の発展に伴い、薬剤開発、医学基礎研究においてラベルフリーな生体活動可視化手法の必要性が高まっている。しかしながら、このような可視化ツールは限られていた。今回の研究は、ラベルフリーな生体可視化ツールを確立するものであり、今後の薬剤開発、医学基礎研究での活用が期待される。さらに、in vivo 計測を実現することにより、将来的には in situ 腫瘍診断への応用が期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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