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2020 年度 研究成果報告書

中赤外ファイバーレーザー励起広帯域コヒーレント赤外光源の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01899
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分30020:光工学および光量子科学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

時田 茂樹  大阪大学, レーザー科学研究所, 准教授 (20456825)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード中赤外 / ファイバーレーザー / ZnSe / フェムト秒レーザー / ZBLAN / レーザー加工
研究成果の概要

本研究の主な研究成果は以下の通りである。(1)ファイバーレーザー励起Fe:ZnSeレーザー発振器を世界で初めて開発し、高出力・高効率レーザー発振をコンパクトな装置で実現した。(2)グラフェンを利用したモード同期Fe:ZnSeレーザー発振器を開発し、世界で初めてフェムト秒パルスの発生を実証した。(3)QスイッチFe:ZnSeレーザー発振器を開発し、微細加工へと応用可能な高繰返し・高ピークパワーレーザー発振を実証した。これらの成果により、多方面へ応用可能な、高出力・高効率・コンパクトな中赤外フェムト秒レーザーの実現の見通しが得られた。

自由記述の分野

レーザー工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

レーザー技術の進展により、小型・高効率かつ信頼性の高い高出力レーザー光源が産業・医療・科学などの分野で実用に供されるようになっている。レーザー光源への要求は益々高度化・多様化しており、高出力化、短パルス化、高効率化、新波長帯開発など、様々な研究開発が行われている。本研究は挑戦的な課題の一つである中赤外域における新波長帯開発の研究に取り組み、画期的な4 μm帯固体レーザー光源の開発に成功した。

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公開日: 2022-01-27  

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