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2021 年度 研究成果報告書

肉眼で負屈折現象が確認できるバルク光メタマテリアルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H01902
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分30020:光工学および光量子科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

岡本 敏弘  徳島大学, ポストLEDフォトニクス研究所, 准教授 (60274263)

研究分担者 原口 雅宣  徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 教授 (20198906)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード光メタマテリアル / バルク / 負屈折現象 / スプリットリング共振器
研究成果の概要

本研究の目的は、光波長域で動作するメタ原子の大量生産と、その立体配置技術を確立し、肉眼で負屈折現象が確認できるバルク光メタマテリアルを実現することである。
主な成果は、(1)微小球リソグラフィ法を用いたメタ原子作製と、メタ原子の2次元及び3次元配置技術の構築、(2)メタマテリアル薄膜の実効屈折率テンソル計測手法の構築、(3)任意形状のメタ原子から成るメタマテリアルの実効屈折率を算出するシミュレーション手法の構築、(4)低屈折率包埋材料の利用による動作波長の短波長化実現、等である。
可視光波長帯での負屈折現象が観測可能なバルクメタマテリアルの実現には至っていない。

自由記述の分野

光工学・光量子科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

可視光波長動作や目視が可能な負屈折現象の実現はまだ達成できていないが、本研究によって厚みのあるバルクメタマテリアル作製に必要な要素技術が進歩したことにより、自然界には存在しなかった様々な比誘電率、比透磁率、屈折率などを持つ新しい光学材料が得られるようになると期待される。これにより、様々な光学機器の性能向上の他、メタマテリアル特有の新たな光学現象を利用した応用が進むなど、これまで作製困難であったため行われていなかったバルク光メタマテリアルに関する研究や応用開発の加速が期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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