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2020 年度 研究成果報告書

可視化技術を用いた味情報の伝達・処理メカニズムの解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02153
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分38050:食品科学関連
研究機関東京大学

研究代表者

岡田 晋治  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任准教授 (50376563)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード味覚 / 神経
研究成果の概要

本申請研究では、メダカ酸味細胞に発現誘導可能な転写制御領域の獲得に成功した。今回獲得した領域の利用によって、ゼブラフィッシュなど他のモデル魚類においても酸味細胞への外来遺伝子導入が可能となると期待される。また、経シナプス性トレーサーの活用によって、複数種の味覚情報伝導路の相関が明らかになってきた。得られた知見は、他のモデル生物で示されつつある味覚情報伝導路の知見を補完するものであり、その全容解明に大きく貢献するものである。味覚刺激応答観察について、本申請研究の条件検討で蓄積された知見に加え、蛍光強度が大きく改善されたツールの活用やその発現誘導法の検討などを行うことでその目的達成が期待される。

自由記述の分野

食品科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本申請研究では、複数種の味細胞に発現誘導可能な転写制御領域の取得に成功した。得られた転写制御領域の活用は味覚受容、味覚情報伝達などの研究の進展に大きく貢献するものである。また、申請者のグループの本申請研究およびこれまでの研究によって、5基本味の味覚情報伝導路の重なり合いの様式が明らかになってきた。なぜそれぞれの味が認識できるのか、その仕組みの解明に貢献するものである。

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公開日: 2022-01-27  

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