研究分担者 |
深井 英吾 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (00570657)
柿崎 智博 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門, 上級研究員 (30547229)
藤本 龍 神戸大学, 農学研究科, 准教授 (60620375)
板橋 悦子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門, 主任研究員 (70783273)
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
B. oleraceaでは, BoFLC1について、低温および葉齢依存的な発現パターンに明確な品種間差があることが明らかになった。BoFLC1と晩抽性との関連性が明らかになれば, 晩抽性品種の育種の際にマーカー遺伝子として利用できる。B. rapaでは, FLCパラログの発現量と春化要求性との関連性を明らかにでき, BrFLC座のエピジェネティックな転写制御について新知見を得ることができた。農作物には, ムギ類, エンドウ, ソラマメ(種子春化), タマネギ, セロリ, ニンジン(緑体春化)など春化特性を持つものも多く、本研究で明らかにしたブラシカ属の知見が他作物での研究の参考となる。
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