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2021 年度 研究成果報告書

PI(4)P依存的な小胞体-細胞膜接触部位による細胞運動制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02400
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分43030:機能生物化学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

中津 史  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (50360607)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード膜接触部位 / メンブレンコンタクト / イノシトールリン脂質
研究成果の概要

近年、オルガネラは互いに近接して“膜接触部位”を形成し、直接物質や情報をやり取りすることで細胞機能を維持していることがわかってきた。特に膜接触部位では脂質の輸送が制御されているが、その機能については不明な点が多く残されている。本研究から、小胞体と細胞膜、及び小胞体とエンドソームの間に形成される新たな膜接触部位の制御と機能が明らかになり、膜接触部位を介した脂質交換輸送の生理的役割の解明が期待される。

自由記述の分野

細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

膜接触部位は、がん、神経変性疾患、ウイルス感染症など様々な疾患との関連が明らかになりつつある。近年のイメージング解析や生化学的・細胞生物学的解析技術の進歩により、新たな膜接触部位や膜接触部位形成分子が同定されているものの、その生理機能に関する知見は未だ十分に得られていない。本研究により得られた知見は、膜接触部位の生理機能解明の大きな手がかりになり、疾患の機序解明や新たな治療薬開発に寄与することが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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