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2021 年度 研究成果報告書

遺伝暗号の合成生物学的展開を目的とした翻訳分子の改変

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02416
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分43040:生物物理学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

坂本 健作  国立研究開発法人理化学研究所, 生命機能科学研究センター, チームリーダー (50240685)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード拡張遺伝暗号 / 非天然アミノ酸 / tRNA / アミノアシルtRNA合成酵素 / タンパク質合成 / 抗体 / 抗原親和性 / Fab
研究成果の概要

拡張遺伝暗号(遺伝暗号工学)には、非天然アミノ酸をタンパク質に導入するための技術基盤の開発と、技術の応用研究の2側面があり、本課題では双方で成果を上げることができた。拡張遺伝暗号技術の基本的なアイデアに遡って新規tRNA・aaRSペアの作製に取り組み、アイデンティティーレスtRNAの開発法を見出した。遺伝暗号拡張をさらに大きく進めていく上で意義のある成果である。応用的究としては、抗体の抗原親和性を向上させる上で非天然アミノ酸の導入が役立つことを明らかにし、タンパク質工学の新しい方向性を示した。

自由記述の分野

タンパク質工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

遺伝暗号は全ての生き物にとっての“OS(オペレーティングシステム)”と言っても過言ではなく、拡張遺伝暗号とはその遺伝暗号がバージョンアップされたものである。合成生物学とは、生体分子、微生物等における有用な新規機能を将来に渉って持続的に開発することを可能にする学問であり、本課題では、非天然アミノ酸をタンパク質に導入するための遺伝暗号技術を一層発展させるとともに、社会的ニーズに答えるための応用研究を推進した。

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公開日: 2023-01-30  

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