研究課題/領域番号 |
18H02430
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分43060:システムゲノム科学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
Standley Daron 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (00448028)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | Immunology / Protein Structure / Protein Function / Disease / Machine Learning / Single cell sequencing / SARS-CoV-2 / CAR T cell |
研究成果の概要 |
ハイスループット構造モデリング(Repertoire Builder)、クラスタリング(InterClone)、TCR-ペプチド-MHC複合体モデリング(ImmuneScape)用のツールを開発した。これらのツールは、より低スループットなツールや、この目的のための唯一の既存のツール(RepertoireBuilderとInterCloneの場合)と同程度かそれらを上回る正確さを示した。これらのツールを適用して、COVID-19を含むいくつかの疾患における抗体とTCRの構造的基礎を明らかにした。SARS-CoV-2から同定したTCR-ペプチド-MHC複合体を実験的に確認した。
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自由記述の分野 |
ゲノム情報解析分野
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
免疫システムは、感染症から癌に至るまでさまざまな病気を予防するためにT細胞と抗体を用いる。しかし、T細胞や抗体が、どのようにしてこのような病気に関連するタンパク質を自己由来のタンパク質と区別して認識するのかはまだわかっていない。本計画では、T細胞と抗体の機能を分子レベルで理解するためのソフトウェアを開発した。特に、SARS-CoV-2からT細胞とその標的エピトープを特定することに成功した。これらの結果によって、本計画で開発したソフトウェアの有用性を実証した。
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