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2020 年度 研究成果報告書

TRICおよびMG23チャネルに関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02597
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分48020:生理学関連
研究機関京都大学

研究代表者

竹島 浩  京都大学, 薬学研究科, 教授 (70212024)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード小胞体 / Ca2+ストア / Ca2+シグナリング
研究成果の概要

小胞体Ca2+ストアにおけるTRICまたはMG23の解析実験にて、以下に示す細胞内Ca2+シグナルに関する主要な成果が得られた。1)TRIC-Aによるリアノジン受容体の機能亢進は正常な心機能維持に不可欠であり、その機能亢進は両者の直接相互作用に起因することが示唆された。2)TRIC-Bでは協調的なチャネル間同時開口が高確率で観察され、IP3受容体の活性化に寄与する可能性が考察される。3)成長板軟骨細胞と腹腔マクロファージにおいてTRPファミリーチャネルによる自発的Ca2+流入機序を見出した。

自由記述の分野

細胞生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

細胞内Ca2+シグナルは多様な機能を制御するため、その分子機序の解を目指す本研究のは学術的意義は高い。また、本研究により明らかになったCa2+シグナルを構築する分子機序は、新たな創薬標的を提供し、医薬領域への波及効果を有する。

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公開日: 2022-01-27  

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