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2020 年度 研究成果報告書

次世代測定技術を用いた生体内オートファジー動態解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02611
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分48040:医化学関連
研究機関順天堂大学 (2019-2020)
新潟大学 (2018)

研究代表者

小松 雅明  順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90356254)

研究分担者 大江 知之  慶應義塾大学, 薬学部(芝共立), 准教授 (30624283)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワードオートファジー / 選択的オートファジー / Nrf2 / LC3 / Keap1 / オートファジープローブ / 低分子化合物
研究成果の概要

本研究課題から、世界初の選択的オートファジー阻害マウスの開発に成功した。本マウスは、オートファジーにおける選択的オートファジーの割合、選択的オートファジー生理的意義、新規オートファジー基質のスクリーニングなどオートファジー研究の強力なツールとなる。分子メカニズムに基づいた強力なNrf2活性化剤KMN003を開発し、in vivo(塗布)においてもその効果を確かめた。Nrf2活性化剤は、多発性硬化症や糖尿病性腎症の治療薬となることから、これら病態マウスモデルを用いた薬効検証が期待される。

自由記述の分野

分子細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

世界初の選択的オートファジー阻害マウスの開発に成功した。また、強力なNrf2活性化剤KMN003を開発し、マウス生体内においてもその効果を確かめた。オートファジー、Nrf2ともに神経変性疾患やがん等の重篤疾患の発症予防に中心的な役割を持つことが分かっており、本研究により開発されたマウスや低分子化合物が、基礎研究のみならずヒト疾患発症機構の解明や予防機序の解明に役立つことが期待される。

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公開日: 2022-01-27  

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