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2020 年度 研究成果報告書

がん転移における細胞集塊の細胞極性および極性転換の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02648
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分49030:実験病理学関連
研究機関京都大学

研究代表者

井上 正宏  京都大学, 医学研究科, 特定教授 (10342990)

研究分担者 近藤 純平  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80624593)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード細胞極性 / 転移 / 微小乳頭がん
研究成果の概要

我々の開発した三次元特性を維持した初代がん三次元培養法を用いて、大腸がんや卵巣がんなど分化がんの細胞極性が条件によって転換すること、さらに転移における極性転換の役割を明らかにした。また、予後不良の組織型であるmicropapillary carcinomaの病態が極性転換不全であること、病態は可逆的であること、さらにその分子メカニズムを明らかにした。

自由記述の分野

初代がん細胞培養によるがんの三次元特性および、がんの多様性・可塑性の研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、極性転換ががんの病態に深く関与していることを明らかにした。特に、予後不良の組織型であるmicropapillary carcinomaの病態とその分子メカニズムを明らかにすることができたことは意義深い。がんの転移能を極性転換能からアプローチした研究はこれまでになく、本研究成果はがんの進展・転移の制御による新たな診断・治療法の発展につながることが期待できる。

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公開日: 2022-01-27  

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