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2020 年度 研究成果報告書

進行期神経芽腫に対するKIRリガンド不一致臍帯血移植における分子学的基盤の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02690
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

高橋 義行  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (40432273)

研究分担者 門松 健治  名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (80204519)
上條 岳彦  埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 臨床腫瘍研究所, 所長 (90262708)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード神経芽腫 / がん免疫 / PDX
研究成果の概要

神経芽腫患者由来腫瘍を用いた異種移植(Patient-derived Tumor Xenograft, PDX)モデルを確立でき、18例の神経芽腫患者の生検材料より5例でPDXライブラリを樹立できた。
日本小児がん治療研究グループ(JCCG)の多施設前向き臨床研究(JN-H-20)が全国75施設以上の参加で実施され、登録する症例の初診時未治療生検検体よりPDXライブラリの樹立を行い、薬剤スクリーニングやがん免疫療法の有効性確認に利用できる基盤整備ができ、検体の収集を開始した。KIR2DL1単独陽性NK細胞が同種臍帯血移植後1年かけて徐々に増加して神経芽腫に効果を示すことを明らかとした。

自由記述の分野

血液腫瘍、小児科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで神経芽腫患者由来の腫瘍細胞を直接研究に使うことが困難であったが、異種移植(Patient-derived Tumor Xenograft, PDX)モデルを確立でき、18例の神経芽腫患者の生検材料より5例でPDXライブラリを樹立できた。さらに全国で進行期神経芽腫に対する前向き多施設共同研究(JN-H-20)に登録した患者よりPDXライブラリの樹立を行い、薬剤スクリーニングやがん免疫療法の有効性確認に利用できる基盤整備ができ検体の収集を開始できた。KIR2DL1単独陽性NK細胞が同種臍帯血移植後1年かけて徐々に増加して神経芽腫に効果を示すメカニズムを解明した。

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公開日: 2022-01-27  

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