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2020 年度 研究成果報告書

NAFLD/NASH肝組織リン酸化活性プロファイリングと新規治療標的分子の同定

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02793
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分53010:消化器内科学関連
研究機関金沢大学

研究代表者

本多 政夫  金沢大学, 保健学系, 教授 (00272980)

研究分担者 堀本 勝久  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 招聘研究員 (40238803)
鍵和田 晴美  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (40443204)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード非アルコール性脂肪性肝炎 / リン酸化 / プロテインアレイ / 肝癌
研究成果の概要

生活習慣病の増加と共に増加するNASHの成因は不明であり、有効な治療法は存在しない。申請者らは、ハイスループットで多検体のリン酸化解析を網羅的に解析する新技術プロテインアレイを確立し、マウスNASH肝発がんモデル及びNAFLD/NASH症例のリン酸化プロファイルを明らかにした。NASH病態の進行と関連する特に変動の大きな13遺伝子の中には、液性因子レセプターが含まれ、創薬の候補になり得ると考えられた。また、NASH肝癌の新たな治療標的分子としてV-ATPaseファミリー遺伝子を同定した。

自由記述の分野

肝臓病学

研究成果の学術的意義や社会的意義

生活習慣病の増加と共に増加するNASHの成因は不明であり、有効な治療法は存在しない。申請者らは、ハイスループットで多検体のリン酸化解析を網羅的に解析する新技術プロテインアレイを確立し、マウスNASH肝発がんモデル及びNAFLD/NASH症例のリン酸化プロファイルを明らかにした。NASH病態の進行と関連する特に変動の大きな13遺伝子の中には、液性因子レセプターが含まれ、創薬の候補になり得ると考えられた。また、NASH肝癌の新たな治療標的分子としてV-ATPaseファミリー遺伝子を同定した。免疫チェックポイント阻害剤による治療に抵抗性を示すNASH肝癌の新たな治療標的として有望と考えられた。

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公開日: 2022-01-27  

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