| 研究課題/領域番号 |
18H02868
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
戸井 雅和 京都大学, 医学研究科, 教授 (10207516)
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| 研究分担者 |
小池 薫 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (10267164)
平川 慶子 日本医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30165162)
杉本 昌弘 東京医科大学, 医学部, 教授 (30458963)
高田 正泰 京都大学, 医学研究科, 助教 (50452363)
柚木 知之 京都大学, 医学研究科, 助教 (50639094)
金涌 佳雅 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (80465343)
川島 雅央 京都大学, 医学研究科, 助教 (80766676)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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| キーワード | NMR / 乳癌 / 診断 |
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| 研究実績の概要 |
2019年度の活動は2020年度の活動と並行して2021年度まで進められたため、研究概要は一部2020年度の分と重複する。装置改修後の95検体のデータ解析を完了させた。このデータセットでは主に、１）浸潤がんと非浸潤がん、２）リンパ節転移の有無、３）乳がんのサブタイプ [ER（±）、HER2（±）]の識別におけるデータの予測性の検証を行った。結果、１）～３）いずれにおいても各群を分けるアルゴリズムを構築できることが確認された。ただし、装置改修前のデータを用いた場合と今回の装置改修後のデータには完全な一致を確認することはできず、これらのデータの統合にあたっては、正規化の手法など何らかの工夫が必要な可能性が確認された。特に測定装置の違いによるデータのブレは深刻な問題となる可能性が高く、今後の注意深い検証が必要であると考えらえた。さらに、追加のデータセットとして130例分の血清検体を新たに確保した。また、本研究の新規NMR診断アルゴリズムに関しては特許申請準備し、これを実施した。研究期間全体を通して、血液検体のNMR測定に使用していたNMR計測機に不測の故障（2018年７月）、コロナ禍による装置設備の使用制限や活動禁止処置などによる大幅な研究活動の制限（2020年2月～2022年3月）を受け、進捗に大きな遅延が見られることとなった。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
NMR計測機に不測の故障が生じたため修理調整となり、さらにはコロナ禍と
なり機械修理後の研究活動の再開にさならるが遅延が発生した。
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| 今後の研究の推進方策 |
コロナ対策が進み、感染割合が低くなった段階で所属の許可内で研究活動の再稼働を目指す。班会議は原則web上で行う。
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