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2020 年度 研究成果報告書

膵星細胞活性化におけるオートファジーを標的としたHIT化合物の同定とその評価

研究課題

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研究課題/領域番号 18H02880
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分55020:消化器外科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

仲田 興平  九州大学, 大学病院, 講師 (30419569)

研究分担者 宮坂 義浩  九州大学, 医学研究院, 共同研究員 (40507795)
森 泰寿  九州大学, 大学病院, 助教 (50632642)
大内田 研宙  九州大学, 大学病院, 講師 (20452708)
進藤 幸治  九州大学, 大学病院, 助教 (00788432)
池永 直樹  九州大学, 大学病院, 助教 (90759755)
貞苅 良彦  九州大学, 大学病院, 助教 (80784503)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード膵癌 / 膵星細胞 / 癌間質相互作用 / オートファジー / 化合物スクリーニング
研究成果の概要

膵癌組織の間質に存在する膵星細胞(PSC)は活性化することにより膵癌細胞との癌間質相互作用を介して癌細胞の増殖、転移、浸潤を促す。PSCの活性化メカニズムに関してはPSC内のオートファジーを抑制するとPSCの活性化が抑制され、膵癌細胞の転移、浸潤が抑制されることを以前に報告した。本研究では、膵星細胞の活性化メカニズムに基づく独自のスクリーニングシステムを作成し、化合物スクリーニングを行った。この中で候補化合物を選定し、得られた化合物が膵星細胞の活性化を抑制し、マウスモデルにおいて腫瘍の増殖を阻害することを明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で得られた候補化合物は、今後膵癌の間質標的治療の新しい候補化合物となりうる可能性が示唆された。ま本研究で開発したスクリーニングシステムは、膵星細胞の活性化抑制剤の開発のみならず、オートファジー抑制剤の同定にも応用可能と考えられる。

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公開日: 2022-01-27  

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