研究成果の概要 |
近視による失明の病態を明らかにするため、ゲノム解析と疫学的な研究を行った。強度近視に伴う失明の重要な近視性黄斑症に関連するゲノムワイド関連解析の結果を上梓した(Nature Communications, 2018)。また、横浜市立大学との共同研究により、強度近視に関連する疾患感受性遺伝子を複数特定した(Ophthalmology, 2020)。更には、ながはまスタディのデータを用いて眼球形状パラメータを解析することにより、眼軸長の伸長には眼球を正円状に大きくする因子と眼球の赤道方向への拡大を抑制する因子が相互に作用して寄与している可能性を指摘した(Ophthalmology, 2020)。
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