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2018 年度 実績報告書

社会的潜在支援力の強化による環境病患者サポート体制の確立

研究課題

研究課題/領域番号 18H03022
研究機関三重大学

研究代表者

今井 奈妙  三重大学, 医学系研究科, 教授 (90331743)

研究分担者 福録 恵子  三重大学, 医学系研究科, 准教授 (90363994)
種田 ゆかり  三重大学, 医学系研究科, 助教 (00444430)
船尾 浩貴  三重大学, 医学系研究科, 助教 (60804268)
横井 弓枝  東邦大学, 看護学部, 助教 (40740428)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード多種類化学物質過敏症 / 患者支援 / 看護介入 / カリキュラム作成
研究実績の概要

【調査】第27回日本臨床環境医学会学術集会において、MCS患者会代表者の集いを開催し、10団体の参加を得ることができた。本機会には、患者会代表者が初めての患者会連携のミーティングを開催することができ、患者代表者同士の連携をはかることができた。また、本集いを企画することにより、研究者と患者会代表者の関係性が構築でき、同時に、全国のMCS患者の訴えを掲示して学術集会に参加した研究者や一般市民にMCS患者への理解を求めることができた。
これらの患者会代表者へのインタビューによる患者会運営の現状と課題の調査については、大学院生が、KJ法に関する基礎知識の習得を行った上で、研究倫理委員会の審査中となっているため、研究倫理委員会の承認を得られ次第、インタビューを開始できる準備が整っている。
【介入】看護介入の準備として、全国の患者会代表者の連携をはかるための情報交換システム(チャット)のwebサイトを構築した。また、本看護介入のための研究倫理申請を行い、承認を得た。さらに、MPOの団体を通して、全国のMCS患者の心理社会的健康調査を行い、同時に、患者代表者への看護介入前の心理社会的健康調査も行った。現在、その結果の分析中である。
【教育】臨床環境看護学のweb講義のカリキュラム作成に着手し、検討の結果、臨床生態看護学という名称へと改めることになった。現在、一部のweb講義(2名の非常勤講師による講義)を作成して内容を検討中であるため、今年度初めに計画していた受講生募集のための広報活動は先送りし、来年度に広報活動が出来るようにした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

学術集会の大会長の業務が多忙であったこと、および、研究倫理申請に時間を要しているため。

今後の研究の推進方策

質的研究(インタビュー)の部分と看護教育の準備がやや遅れているが、初期の計画どおりに進める予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 化学物質過敏症患者の現状-Pamela Reed Gibsonの研究報告からの考察2018

    • 著者名/発表者名
      佐藤綾子,船尾浩貴,隅田仁美,種田ゆかり,福録恵子,今井奈妙
    • 学会等名
      第27回日本臨床環境医学会学術集会

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公開日: 2019-12-27  

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