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2023 年度 研究成果報告書

生活習慣の形成における「規範」媒介モデルの妥当性の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03027
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関宮城大学

研究代表者

藤澤 由和  宮城大学, 事業構想学群, 教授 (70387330)

研究分担者 東野 定律  静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (60419009)
金澤 寛明  静岡県立大学, 看護学部, 教授 (40214431)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードソーシャル・ネットワーク / 規範 / 生活習慣 / 健康 / 社会関係
研究成果の概要

本研究では総計10,011人の対象者から38.2%の回答が得られた。初回調査30.7%、第二回調査42.9%の回答率であり、回答者のうち世帯主60%、配偶者40%、男性42%、女性57%であった。年齢層は20歳未満1%、20~29歳7%、30~39歳13%、40~49歳15%、50~59歳13%、60~69歳15%、70~79歳12%、80歳以上5%。職業は専門職12%、管理職7%、事務職12%、販売・サービス10%、運輸・生産工程5%等。家族形態や収入、健康状態についても詳細なデータが収集されており、これらのデータを基に生活習慣や意識に関する仮説の検証を行い、研究の論点を明らかにした。

自由記述の分野

社会医学、健康社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究が検討を試みた「規範」媒介モデルは、社会ネットワーク内において「特定の」関係に媒介された規範による行動統制が生じ、同様の生活習慣が身につく可能性を示唆するもので、新たな健康の社会モデルの可能性を持つ。さらにこの「規範」媒介モデルは、社会ネットワーク内部での関係性の保持により、「規範」の影響を受ける可能性が高いことを意味し、これまでとは異なる生活習慣病対策を打出しうる可能性が高い。さらに本研究の実証的な知見は、健康の社会モデル構築に向けて、重要な基盤的知見となりうるのみならず、教育や労働など、他の領域においても重要な示唆を持つものである可能性が高いと考えられる。

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公開日: 2025-01-30  

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