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2021 年度 研究成果報告書

AYA世代がん患者の意向に即した医療者へのコミュニケーション技術プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03034
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

藤森 麻衣子  国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 室長 (40450572)

研究分担者 内富 庸介  国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策研究所, 研究統括(支持・サバイバーシップ研究) (60243565)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードコミュニケーション / AYA / 患者―医療者関係 / コミュニケーション・スキル・トレーニング / がん
研究成果の概要

横断調査により、AYA世代がん患者のコミュニケーションの意向を明らかにした。成人・高齢の患者を対象とした先行研究の結果と同様の傾向がみられた。また、気持ちのつらさの有症率は55.3%と高いこと、痛み、がん診断後の収入減少、がん診断後の仕事・学校生活の変化、社会的支援の不足が関連することを示した。
AYA世代がん患者とのコミュニケーションを学ぶためのオンラインCSTプログラム(AYA-CST)を開発し、実施可能性、有用性を検討した。AYA-CST受講前後で、受講者6名の自信が高くなったこと、プログラムに対する評価が高かったことから、AYA-CSTは実施可能であり、有用である可能性が示唆された。

自由記述の分野

人間科学、臨床心理学、行動科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

当研究で開発したAYA世代がん患者と医療者のコミュニケーション技術研修プログラムの実施可能性、有用性が示唆された。このプログラムは、今後、日本サイコオンコロジー学会CST委員会と協力し、学会の事業としての開催されることによって全国に普及され、最終的にはAYA世代がん患者と医師の望ましいコミュニケーションを促進し、患者の情報ニーズが満たされることで、患者が安心して治療を受けることが可能となり、生活の質の向上が期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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