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2022 年度 研究成果報告書

地域一般住民における大豆たんぱく代謝産物エクオールと動脈硬化との関連検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18H03048
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

藤吉 朗  滋賀医科大学, 医学部, 客員教授 (10567077)

研究分担者 近藤 慶子  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (20566567)
門田 文  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (60546068)
有馬 久富  福岡大学, 医学部, 教授 (20437784)
上島 弘嗣  滋賀医科大学, アジア疫学研究センター, 特任教授 (70144483)
三浦 克之  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90257452)
伊藤 隆洋  滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (40778213)
国村 彩子  滋賀医科大学, 医学部, 客員助教 (30803952)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードエクオール / 大豆イソフラボン / 動脈硬化
研究成果の概要

大豆イソフラボンの腸内代謝産物であるエクオールの動脈硬化抑制作用などを検討するのが本研究の目的であった。コロナ感染拡大のため女性のデータ整備が遅れているが、男性約1000名の測定が完了し、大動脈硬化との関連につき2編の英文論文を発表した。その結果、エクオール産生能を有する男性は有さない男性に比べて大動脈の動脈硬化が進んでいなかったが、40歳代ではこの関係は弱まった。今後は、他の動脈硬化指標や腸内細菌、認知脳などとの関連についても検証する予定である。

自由記述の分野

循環器疾患の予防・疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

エクオールはサプルメントとして既に我が国で女性を主なターゲットとして販売されている。エクオールの動脈硬化予防作用が示されれば、今後健康増進に役立つ可能性がある。しかしながら本研究は観察研究でありランダム化比較研究ではない。そのため「効果の証明」は本研究からは不可能である。このような限界を謙虚に自覚し、今後とも慎重な解析と結果の解釈を進めて行く必要がある。

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公開日: 2024-01-30  

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