研究課題/領域番号 |
18H03056
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
谷川 武 順天堂大学, 大学院医学研究科, 教授 (80227214)
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研究分担者 |
淡野 寧彦 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (10591951)
丸山 広達 愛媛大学, 農学研究科, 准教授 (20627096)
斉藤 功 大分大学, 医学部, 教授 (90253781)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 交通事故 / 危険因子 / 社会環境 |
研究実績の概要 |
2022年度は、2009~2012年度のベースライン調査に参加した対象者に10年後調査を、2014~2017年度の5年後追跡調査に参加した対象者に5年後追跡調査を実施した。その結果、ベースライン調査に参加した388名、5年後追跡調査から参加した69名の、計457名に対して調査を実施することができた。 また、本年度は東温市に存在する26地区について、「都市的平地部」「農村的中山間部」「山間部」の3つに区分して、交通事故経験の有無との関係性について分析した。対象者全体における事故経験ありの該当率は、都市的平地部が12.4%、農村的中山間部が13.8%、山間部が15.1%であった。これらの間で有意な差異はみられなかったものの、社会環境面において条件不利な地域となるほど、交通事故を経験したことのある割合はやや高くなる傾向がみられた。さらに60歳代に限っての該当率を算出したところ、都市的平地部が8.9%、農村的中山間部が13.8%、山間部が18.8%と差異が広がった。 尚、2019年度にWorld Sleep 2019で発表したPsychomotor Vigilance taskによる客観的な眠気の評価と交通事故経験との関連について、「Decreased psychomotor vigilance is a risk factor for motor vehicle crashes irrespective of subjective daytime sleepiness: the Toon Health Study」としてJournal of Clinical Sleep Medicine誌に掲載(2023年2月)された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度が最終年度であるため、記入しない。
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