研究課題/領域番号 |
18H03058
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
池原 賢代 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (70589465)
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研究分担者 |
磯 博康 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (50223053)
植田 紀美子 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪母子医療センター(研究所), その他部局等, 母子保健調査室長/遺伝診療科副部長 (60538081)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 尿中バイオマーカー / 子ども / 血圧 / 肥満 / 母親 |
研究実績の概要 |
今年度よりエコチル調査学童期検査にて、本研究参加へのインフォームドコンセント及び試料(尿)採取、各種計測及びアンケートを実施した。尿検体について、Na、K、UN、Mg、Ca、ALB、CREA、ALB(CREA補正)を測定した。 子ども(N=885)のそれぞれの測定値(平均値±標準偏差)は、Na=150.3±56.9mEq/L、K=32.5±19.7mEq/L、UN=1159.0±428.9mg/dL、Mg=17.4±8.4mg/dL、Ca=17.0±9.6mg/dL、ALB=8.4±21.7μg/mL、CREA=107.5±46.3mg/dL、ALB(CREA補正)=7.3±11.5mg/g Crであった。 母親(N=847)のそれぞれの測定値(平均値±標準偏差)は、Na=154.2±73.1mEq/L、K=45.7±26.4mEq/L、UN=692.5±341.0mg/dL、Mg=7.3±4.9mg/dL、Ca=13.8±9.9mg/dL、ALB=8.8±17.8μg/mL、CREA=106.3±65.7mg/dL、ALB(CREA補正)=9.2±31.3mg/g Crであった。 また、解析に必要なアンケートや測定値の入力などデータベースの作成を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度、904人の学童期検査参加があった。そのため、本研究についても順調に検査及び測定値を得ることができた。また、アンケートや測定値の入力など処理が概ねスムーズに進んだ。
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今後の研究の推進方策 |
今後、3年間に渡り、夏季に学童期検査の実施が予定されており、本研究への参加を呼び掛けていく予定である。しかしながら、現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために集団での検査実施が困難となっている。今後の実施にあったては、感染防止対策などを整備し、取り組んでいくことが求められる。
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